第1回
みなさんは、「門 あさみ」という人を知っていますか?
私は、この門あさみの大ファンでありまして、(顔も好き!)初めて彼女の歌を聞いたのが22年前ぐらいの高校生の時でした。すごく感動して、世の中にこーいう音楽があるんだー、おしゃれじゃない、と思いました。とにかく初めて聞く分野で、とても新鮮でした。たしか「ファッションミュージック」とか言われていたような気がする。それ以降は、どっぷりと女性ボーカルにはまってしまいました。
彼女は、ヤマハ系の歌手で、公の場に姿を現すのを非常に嫌っていたらしく、ライブ活動は、一切なし、レコーディング活動だけのミュージシャンでした。だからあまりなじみがないかもしれません。デビューはたぶん(まちがっていたらすみません)1978年か1979年「ファッシネーション」でデビュー。ファーストアルバム「ファッシネーション」をリリース。もーこのファーストアルバムが無茶苦茶いい!(写真上から2番目)でも、アルバムジャケットは、ちょっと変(失礼)。
たぶん、あまり売れないと思ってお金をかけていないんじゃーないかな?(大変失礼)1曲目のMorning Kissからはじまり(レコード盤だから当然A面)3曲目のStop Passing Nightnなんて思わず目から鱗状態。B面はFacinationからはじまり最後の曲Blueまで、もー完璧の1枚です。20年以上たった今聞いても飽きのこないアルバムです。
それから順調にアルバムをリリースします。1980年セカンドアルバム「SACHET」をリリース。このアルバム以降ジャケットは、写真のイメージよりになり、自分的には大変いいと思う(写真上から3番目)。
このアルバムからは「Lonely Lonely」がシングルカットされ、大変売れていました(たぶん)。ちなみに作詞・作曲は全て門あさみが作っています。このアルバムが出たころは、私はデザインの専門学校に通っていました。なーんにも考えていなく、ただただ毎日が過ぎていったなー。でもこのころ知り合った友だちとは、今でも会ったりしているからそれはそれで良かったんだよね。だからこのころの門あさみのアルバムを聞くと、専門学校時代を思い出します。なんかみんなリーゼントとかして、甚平なんかも着て学校の授業を受けていました。本当にこいつらデザインするんかい!と思ったものでした。
1981年「Semi nude」をリリース。(写真上から4番目)このアルバムが門あさみの最高傑作と言われています。
セールス的にもたぶん1番売れたと思います。
このアルバムには、隠れた名曲「Season」も収められています。「月下美人」がシングルカットされ、爆発的HITしました(たぶん)。
「Semi nude」は、作詞・作曲はもちろん全て門あさみですが、アレンジは松任谷正隆、井上鑑が担当したおかげで、一般受けして売れたんじゃないかと思う。もちろん門あさみらしさは残っています。
その後「HOT LIPS」をリリース。このアルバムは予約すると、サイン入りジャケットがもらえると言う事で、当然予約してもらいました。(写真一番下)
Fascination
SACHET
Semi nude
HOT LIPS